
「五十肩(四十肩)ですよ」と病院や接骨院などで診断を受けたり告げられたりされた方は多いと思います。
ある程度の年齢になると肩の痛みを訴える方が多くなりますが、あらゆるそれらの痛みで、具体的な損傷や骨や組織の変化がないものをこのように呼ぶことがあります。
しかし実際はその痛みを作っている要因はさまざまで、状態を理解しそれにあった施術を行う必要があります。
なかには一度発症してしまうと最低半年、おおよそ1~2年ほどかけて症状が落ち着いてくるようなものもありますが、必要な施術をすることで順調に症状が取れていくようなものも多くあります。
「肩の関節」というのは実は1つではありません。
腕を動かすためには、
「肩甲骨を上腕骨が動く関節」
「肋骨を肩甲骨が動く関節」
「肩甲骨と鎖骨が繋がる関節」
の大きく3つは大きく関係していきます(専門的にいえばまだあります)。
それら1つ1つが正常に動かせているかを丁寧に確認し、固まっている関節、またはその関節を動かせなくしている筋肉に対して適切に施術を行うことで症状を1つずつ解決していきます。
肩があがらない事を放置すると、周りがそれをかばって補おうと無理な使い方をしてしまいさらに別の異常を作ってしまう事がありますので、できる限り早めに対処しましょう。
当院はそれらの関節や筋肉に対して、運動療法やテーピング、徒手療法や器具を使った調整など、その方にあった様々なアプローチがありますので、「肩が上がらない」「服を着替える時に痛みが走る」「夜寝る時に痛い」などでお困りでしたらいつでもご相談下さい。
